旅館・ホテル・和食店で使う和室用テーブル・椅子の選び方|業務用和家具で確認したいポイント

旅館やホテルの宴会場、料亭・和食店などでは、畳のある和の空間を食事と一緒に楽しめることも魅力です。

その一方で、「長時間の正座がつらい」「膝や腰への負担が気になる」と感じるお客様もいるのではないでしょうか。そうした負担を少しでも減らし、楽に腰掛けてゆっくり食事を楽しんでもらうために、テーブルと椅子を取り入れる施設も近年多く見られます。

旅館・ホテル・飲食店で使う家具を選ぶ際は、お客様の座りやすさだけでなく、毎日の清掃や宴会前後の設営、人数に合わせたレイアウト変更、収納、配膳のしやすさなど、スタッフにとっての扱いやすさも確認しておきたいポイントです。

この記事では、旅館・ホテル・和食店で使用する和室用テーブルや椅子について、お客様の過ごしやすさと日々の運用の両面から、選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。

畳の和室を活かしたまま、テーブル・椅子を取り入れる

旅館や和食店の中には、建物の構造や改装費用などの理由から、床材の変更といった大がかりなバリアフリー工事が難しい場合もあります。

そのような場合でも、和室用のテーブルと椅子を取り入れることで、畳敷きの和室はそのまま活かしながら、正座が難しい方や、床からの立ち座りに負担を感じる方にも利用していただきやすい空間をつくれます。

店舗全体を大きく改修するのではなく、まずは一部の個室や座敷席からテーブル・椅子を導入するなど、今の空間を活かしながら、より過ごしやすい空間にする方法もあります。

お客様が長時間過ごしやすい椅子を選ぶ

旅館や和食店では、食事や宴会で1~2時間以上同じ席に座ることもあります。「長時間の正座がつらい」「膝や腰が痛い」と感じるお客様も多くいるのではないでしょうか。

そのため、椅子を選ぶ際はデザインだけでなく、

・足裏が床や畳につきやすいか
・座面が高すぎたり低すぎたりしないか
・背もたれが身体に合っているか
・食事中に無理のない姿勢を保ちやすいか
・立ち座りがしやすいか

といった点も確認したいところです。

特に食事中に椅子やテーブルの高さ、奥行きが身体に合わないと、猫背や前かがみの姿勢が続き、お腹が圧迫されやすくなります。食事の際に上体を起こしやすく、無理のない姿勢で座れる高さかどうかも確認しておくとよいでしょう。

みのはん家具では、利用される方の平均的な身長に合わせて、60・65・70cmの3つの高さから和机を選ぶことができます。それぞれの高さに合った椅子もご用意しているため、食事の際に無理のない姿勢を保ちやすい組み合わせを選べます。

▶︎和室に合うテーブルと椅子の選び方|高さ・サイズ・使いやすさを解説

旅館・飲食店では「動かしやすさ」も確認する

家具を選ぶ際は、使用する場面だけでなく、普段のスタッフ数で無理なく設営・移動できるかまで考えることで、店舗の運営に合った家具を選びやすくなります。

旅館や飲食店では、宴会や会食の人数に合わせてテーブルや椅子を移動することがあります。そのため、家具そのものの重さだけでなく、実際に移動する際に何人のスタッフが必要になるかも確認しておきたいポイントです。

たとえば、1台の机を動かすのに毎回2~3人必要になる場合、少人数で営業している店舗では、設営や片付けの負担が大きくなることがあります。また、椅子を何脚もまとめて移動する場合は、1脚あたりの重さによってスタッフの負担も変わります。

少ない人数でも無理なく机を移動できるか、複数の椅子を運んでも負担になりにくいかなど、日々の作業工程を元に確認しておくとよいでしょう。

日々の運用を考えた清掃・収納のしやすさ

旅館やホテル、和食店では、営業前後の清掃や片付けを日常的に行うため、家具の扱いやすさも重要なポイントになります。椅子やテーブルが動かしやすければ、床や畳の掃除がしやすく、使わないときも限られた収納スペースに片付けやすくなります。

こうした点を踏まえて、

・椅子を持ち上げやすいか
・脚まわりを掃除しやすいか
・テーブルの下へ掃除道具を入れやすいか
・汚れを拭き取りやすい素材か

など、清掃する際に気になる点も踏まえて考えると、より商品を選びやすくなります。

また、宴会や団体利用のときだけ使用する家具は、使わない時間のほうが長いこともあります。椅子はスタッキングできるもの、テーブルは折りたたみ式を選ぶことで、清掃時に動かしやすく、使用後もバックヤードや収納スペースにまとめて保管しやすくなります。

日々の清掃から設営・片付け、収納までをイメージして選ぶことで、スタッフにとっても扱いやすい家具になります。

傷がつきにくい天板や、指紋が目立ちにくい素材など、日々の使用やメンテナンスを考えた仕様もあります。

みのはん家具ではショールームもご用意しており、実際の商品を見ながら、素材感や色味、扱いやすさなどを確認することができます。店舗での使い方や設置場所についても、専門スタッフに相談しながらご検討いただけます。

和室の雰囲気になじむ素材・色・デザイン

旅館や料亭では、家具も空間演出の一部です。畳や障子、木材などを使った和の空間では、木目や落ち着いた色合いの家具を選ぶことで、店内全体にまとまりを出しやすくなります。

椅子を選ぶ際は、畳の上でも使いやすい脚の形状に加えて、張地の色や柄にも目を向けてみましょう。

ベージュやブラウンなどの落ち着いた色合いや、和柄を取り入れた張地は、和室の雰囲気になじみやすくなります。

テーブルも、白木調や落ち着いた木目など、床や柱、建具との相性を考えて選ぶことで、空間全体を自然にまとめやすくなります。高さやクッション性などの使いやすさだけでなく、見た目の印象まで含めて選ぶことが、旅館や料亭らしい空間づくりにつながります。

また、空間全体の印象を整えるには、家具だけでなく、器や卓上用品など食事の場を構成するアイテムとの組み合わせもポイントになります。みのはんでは、和室用家具に加えて、飲食業向けの業務用品を扱うオンラインショップも運営しており、和陶器や漆器、紙マット、箸・箸置き、メニューブックなど、食卓や店舗づくりに必要な商品を幅広く取り扱っています。

▶︎飲食業用業務用品はこちら

和室の家具と食卓まわりのアイテムをあわせて考えることで、旅館や料亭、和食店らしい統一感のある空間づくりにつなげやすくなります。

大人数・団体利用に まとまった数量なら、納期・配送・追加購入も

旅館やホテル、和食店では、少人数の会食から宴会・団体利用まで、利用人数や目的によって必要な席数や配置が変わります。そのため、家具を選ぶ際は「何人座れるか」だけでなく、人数に合わせてレイアウトを変更しやすいか、必要な数量をそろえられるかまで確認しておきたいところです。

会食では向かい合って話しやすい配置、宴会では料理や飲み物を運びやすい通路を確保するなど、利用シーンによって使いやすい配置は異なります。テーブルや椅子を動かしやすく、必要な席数に合わせて調整できる家具であれば、少人数から団体利用まで対応しやすくなります。

また、旅館や飲食店では、椅子を10脚、20脚、30脚とまとめて導入するケースもあります。まとまった数量を検討する場合は、

・オープンや改装日までに必要な数量をそろえられるか
・まとまった数量の配送に対応できるか
・今後も同じ商品を追加購入できるか

といった点も、あらかじめ確認しておくと安心です。

お客様が無理なく過ごせる席数や配置だけでなく、配膳や片付けのしやすさ、将来的な席数の増減まで考えておくことで、店舗の運営に合わせた家具を選びやすくなります。

みのはん家具では、まとまった数量でのご注文や、納期・配送についてのご相談にも対応しています。実際に使用する人数や会場の広さ、設営・収納の流れなどをイメージしながら、店舗や施設に合った家具を選んでみてください。

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